過去問はとても重要なアイテム
行政書士試験など資格試験に合格するためには、過去問というのはとても大切な道具となります。それでは、なぜ過去の問題がそんなに重要なのでしょうか?
過去問を使うことによって良い点がいくつもあります。まず、過去問を学習することによって、行政書士試験での頻出問題などを把握することができます。
また、試験の出題形式のパターンなども知ることもできます。勝負に勝つためには、まず相手を知ることが大事ですから、行政書士試験のような資格試験でも相手を知ることはとても大事なことなのです。
そして、試験の重要箇所などを知ることができますから、メリハリのある学習をすることができます。また、問題から知識を覚えることは、ただ単にテキストを読むよりも頭に引っかかりが作りやすく覚えやすいともいえるのです。
過去問を使った学習方法
過去問を勉強したとしても、同じ問題もまず出題はされません。とすると「過去問を勉強する意味があるの?」と疑問に思う人もいるようです。
過去問を使った勉強法というのは、単に問題を解答するだけでなく、その問題を通じて知識を整理するという方法がとても有効です。
例えば、民法の94条2項の善意の第三者の過去問があったとします。この過去問を解きながら、94条2項の第三者の要件を整理します。
また、同時にこの論点の類似点、例えば詐欺や強迫による第三者はどうなんだ?というところまで整理すると、きっちりと頭の中が整理でき、合格レベルの知識が養われるのです。
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